英語学習辞典

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なりきりというイメージトレーニングが英語の発音に与える影響

あなたは、ネイティブのような発音で英語を話す自分をリアルに想像できますでしょうか?

鏡の前に立って、そこに映る自分自身を見たときに、その人物と自分が、キレイな発音で流暢に英語で話しかけてくる姿を想像してみてください。 ハーフやクォーターの人の中には見た目は日本人だけれども、子供時代は英語環境で育ったため母国語が英語という人も多くいますので、どんなに見た目が日本人的だとしても、流暢な英語を話すことは想像がつかないことではないはずです。 私は、まずは、自分の頭の中で、自分が流暢に英語を話す姿を違和感なく思い浮かべることができるまで深くイメージづけをすることは、実際に流暢に英語を話すことに効果的であるのではないかと思っています。

これは、スポーツ選手が競技のDVDなどを見て成功する姿をイメージするイメージトレーニングと同じ要領です。 テレビでオリンピックを見ていた時に、メダルを獲得した選手が、インタビュー時に「イメージトレーニングでは、何度もメダルを首にかけてもらいました。」と言っていました。 競技そのものだけでなく、そんなことまでイメージトレーニングするのかと驚きましたが、それならば、やはり、英語の発音もしっかりとイメージすることで、その姿は現実のものになりやすいのではないでしょうか。

ちなみに、私はイベントなどでアメリカのポピュラーソングなどを英語で歌う仕事をしていたことがあるのですが、衣装として金髪のウィッグをつけることもありました。みてくださる人にとって、よりアメリカンな雰囲気を感じてもらいたいという思いもありましたが、そうすることで、なんとなく、自分が外国人になったかのような気分がして、気分が乗ってくるのを感じました。

最初は黒髪スタイルで初めて、英語の発音を上達させたいと意識して練習するようになり、その流れの中で、時々金髪スタイルにするようになったのですが、英語の発音をほめられるようになったのは、金髪スタイルの頃の方が多いとも言えます。発音が上達した理由は他に合って、見た目の事は関係ないかもしれませんが、英語を流暢に話せそうな風貌をすると、流暢でないことが恥ずかしいことに感じ、脳や口や全身の細胞が必死になって、ネイティブの発音に近づこう近づこうとしてくれる様な気はします。

また、英語が流暢な人は、身振り手ぶりなどのボディーランゲージも英語を歯なう外国人っぽかったりします。 英語の発音を上達させるイメージは、頭で理解してある日突然できるようになるのではなく、感覚や雰囲気を体で覚えてやってみるという緩やかな変化を経てだんだん染まっていく感じです。 けっして口だけでできる事ではありません。 イメージトレーニングをしていると、寝ているときに、自分が流暢な英語を話している夢を見ることもあるかもしれません。 私も時々、ステージ上手に英語で歌を歌っている姿の夢を見ることがあります。 そこまでなりきりイメージトレーニングができる頃は、英語の発音にも変化があわられる時期かと思います。

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