英語学習辞典

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しております

ものまねをマスターする事から英語の発音練習法を考える

英語の発音をネイティブのように近づける事は、「ものまね」をする事に限りなく近い事かと思います。

青木隆治さんや清水良太郎さん等歌手のものまねを本物そっくりにやっている方は、普通に歌を歌う事もすごく上手い人たちばかりです。 つまり、歌う事とは、声の出し方、強弱、抑揚、スピードなどをコントロールする事なので、聴いてその通りに体現するという練習の積み重ねそのものです。

英語の発音も全く同じと言っても過言ではないでしょう。

英単語のアクセントのように、歌にもどこを強くしてどこを弱くするかという表現があります。 英語のフレーズのような、歌にもメロディー(旋律)があります。 英語の発音のように、歌うときの声の出し方にも腹式呼吸を使うなどのコツがあります。

英語を勉強する時には、記憶力を駆使して英単語を覚えたり、理解力を駆使して文法を理解したりと、頭を使う作業が多いですが、発音の強化に関しては、理解するよりは、自分で声を出して聴き比べてみるという耳を使う部分も多いです。

歌の練習等でじっくり聴く時間が多いと、しばらく無音状態でいたい位、耳が疲れる感覚になることがあります。 日常生活の中では、じっくりと聴くという事はあっても短い時間の事が多いかと思いますので、普通の人には慣れない作業かもしれませんが、意識して耳を使ってみるともっと聞き分けることができるのではないでしょうか。

また、自分の声を録音して聴いてみることも効果的なトレーニング方法です。 お手本に合わせて声を出すことは、自分一人で発生することに比べるとはるかに簡単です。 家で音楽に合わせて歌っているときはうまくできていると思っても、いざカラオケで歌ってみたら全然だめだったという経験がある人は多いのではないでしょうか。

なので、まずは、音読したり、独り言のように声に出してみたりします。これは歌の練習で言うところのアカペラで歌ってみるという事にあたります。 それがある程度できるようになったら、ICレコーダーやスマホの録音機能を使って、自分の声を録音し、聴いてみると、お手本との違いがよくわかるでしょう。

録音した自分の声を聴いて、これが自分の声かと違和感がある段階は、まだまだ慣れが足りません。 歌の練習をしている人たちにとっては、自分の声を録音して聴くことは当然の練習方法ですので、聴きすぎているため、普通の状態で客観的に録音された声を聴くことができます。

練習方法に慣れてきたら、ハリウッド映画の中で聞き取れたフレーズを俳優さんの真似をしてやってみるとよいでしょう。 英語の発音もよくなって、ものまねのレパートリーも増えて一石二鳥です。(笑)

 - ネイティブ発音に近づくには